子供の教育のために家を引っ越しするの?
2016/03/09
こんにちは!
今日は子供の教育のために家を引っ越しするの?というちょっと驚きの問いについて書いていきたいと思います。
子供の教育のために家を引っ越しするの?🏠
はい、します(^^♪
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日本の首都圏では、子供の教育のために引っ越すということがあるのかもしれません。
また子供をインターナショナルスクールに入れて、英語を身につけさせたい!と強く願う親は、仕事で引っ越しできないお父さんを残して、母子でインターナショナルスクールの近くに引っ越しするという話を聞いたことがあります。
アメリカ全体でそうかというと私もよく分かりませんが、アメリカでは子供をよりレベルの高い公立の学校に入れるために引っ越しをします。
その理由は大きく4つにあると思います。
1.州だけでなく同じ州でも市によって学校のレベルが違う
2.私立の学校の学費が高い
3.高校受験がなく、その市の高校に行く
4.中古の家の売買が主流
1の市によって学校のレベルが違うというのは、本当です。日本では市によって少しはレベルの違いがありますが、アメリカほどではありません。
アメリカは、州、市によって住んでいる人種に差があります。
白人の多い市、黒人の多い市、多人種の市、メキシコ人の多い市などいろいろあります。
例えば、Yale大学のように大きな大学がある学生の街では、ヨーロッパやアジアから様々な人種が集まります。
人種が違うと、国ごとに教育レベルが違うように、やはりその市の学力に差が出てくるのです。
そして、理由2に述べたように私立の中高学校に子供を入れさせることができれば、市の学力レベルに関係なく、いい教育を受けることができます。
ただ私立の学校というのは、とても!学費が高いのです。
私の近くの市の私立の中高は、年間400万円程します。。
さらに私立の大学も同じかそれ以上かかってくるので、合計約10年くらいとなると相当な金額になりますよね(゚∀゚)
高校受験はなく、住んでいる市の公立高校に全員が行く形になるので、よりいい教育を提供してくれる市の高校に行かなければ、いい大学に進学することが難しくなります。
ですので、大学の学費を見込んで出来る限り、無料の公立で高校卒業までいい教育を受けれる場所に移動するのです。
引っ越しすればいいということですが、結婚して家を購入している場合、今の家を売りに出しまた新たに家を購入となるので、これも大きな課題となります。
日本ではまだ中古の家の売買というのが主流になっていませんが、ここアメリカでは当たり前の事なのです。
逆に新しく家を立てる人はほとんどいません。
家を売りに出し、その資金でまた新しい家を購入するというのは普通のことなのです。
家持ちの方の引っ越しは、日本よりもアメリカの方がずっとしやすいのだと思います。
ただ学校を引っ越すとなると、せっかく慣れた学校から離れまた一からやり直し、お友達も一から作り直し、ということになり子供への負担がかかりますよね。
もちろん親にとっても同じです。
仲良くなったご近所さんとお別れし、また新しい土地で友達作りをしなければなりません。
ですので、引っ越しは子供がまだ小さい内、遅くとも幼稚園のうちにするのがベストなのです。
私自身も上の子が幼稚園年中のときにここの街に引っ越ししてきました。
この街の公立学校の教育レベルが高校まで高いからです。
日本ではあまり見られない「子供の教育のための引っ越し」ですが、国が変わると違う習慣があると実感します。
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